母が逝ってしまった日

仕事が片付かず、徹夜。朝の4時になってしまい、そろそろ寝ようかと思っていたところで、携帯が鳴る。
危篤状態、すぐ来いとのこと。
5時頃に実家に到着。
母の部屋に入ると、皆、落ち着いた様子。一度、呼吸が止まったが、すぐに回復し、酸素吸入機を付けて落ち着いたばかりということだった。看護師に自宅に来てもらったようだが、落ち着いたので、ついさっき帰ってもらったらしい。
母の傍に寄って声をかけると、母の目から涙が流れた。それを拭いてあげていると、急に口を動かし始めた。何か言いたいらしいが、声が出ず聞き取れない。2度ほど聞き返したが、どうしても聞き取ることができなかった。
力を振り絞って、やっと口が動く感じで、「疲れるから、もう喋らないで休んで」と私が言うと母は目を閉じた。
その目を閉じた瞬間、母は逝ってしまった。
私が駆けつけるまで、ぎりぎりの状態で頑張ってくれたのだと思う。
母は最期に何を伝えたかったのだろう。自分の命を削ってまで、何かを伝えようとしてくれた。
今月、私の誕生日に母が送ってくれたメール

Subject:誕生日おめでとう!
おかあさんは食事があまり取れず吐き気と
戦っています。
意外と吐き気には強かったはずだけど今回は
駄目だね  まあしょうがないか・・・
がんばってよ

これが母からもらった最期のメールになった。
やはり、最期も「がんばってよ」と言いたかったのかな。

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